堀越 早織(5 期生 2 年コース、株式会社三菱総合研究所)
学部では文学部でフランス文学を専攻していた私ですが、医療倫理等への関心をきっかけに SPH へ入学しました。同 期には医療従事者のバックグラウンドの方も勿論多くいらっしゃいましたが、知識の差をカバーし合いながらディス カッションができる雰囲気に励まされました。履修できる授業も多岐に渡り、刺激の多い 2 年間でした。 修了後は「公共の福祉とは?」というテーマを胸に、民間シンクタンクに入社し、主に介護保険施策に関わる調査研 究やシステム構築プロジェクトに携わる毎日を送っています。SPH で学んだ内容が、いかに行政の施策と大きく関わ るものであったかを実感しています。また、授業や研究環境にも増して、SPH の先生方・修了生のネットワークの心 強さには驚かされます。医療・介護といったヘルスケアの観点に、様々なアプローチで取り組める場が東大 SPH だと 思います。文系の方も是非、気軽に門戸を叩いてみてください。
(この記事は修了生及び東大SPHより許可を得てSPH紹介パンフレット2015年度版から転載したものです。所属は掲載当時のものです)