200804:事務局便り第一号

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 お待たせしました。事務局便り第一号です。昨年末にSPH同窓会を立ち上げ、3月の卒業祝賀会、今月初めの新入生歓迎会を終え、ようやく一息ついたところです。これからホームページをどんどん充実させていきたいと思います。我々が目指すのはSPHの使命である「社会貢献」を実行できる機能的な集団であり、そのための手段の一つとして、中身のあるホームページにしたいと考えています。

 先日、二期生のオリエンテーションで我らが小林専攻長は専攻名の「公共」に込めた思いを話されました。「社会へ奉仕しよう」いう公共の精神をもった人材をSPHで育て、世へ送り出したいと願っておられるのだということがよく分かりました。同時に、School of Public Healthの「Public:公共」の意味を私たち一人ひとりがしっかりと考えて実行していかなければならないのだと再認識しました。その精神を根付かせていくことも同窓会の重要な役割だと思っています。

 さて、今後いろいろな企画を立てていくつもりでおりますが、まず取り組みたいことは学生主導の勉強会です。卒業した仲間、あるいは在籍する学生の知人・友人などを講師に招いて、学びながら広く交流もできる機会にしたいと思います。いろいろな現場で活動している人の話を聞いたり、皆で意見を交換したりするのは授業とは一味違った内容になるでしょうし、そういう場に先生方を巻き込んでいくのも面白いのではないでしょうか。

 たとえば、私は今月、四つのNPOが共同で主催する「乳がん体験者生涯教育講座」にスタッフとして参加してきました。日本の患者団体の力を目の当たりにし、医療者と患者団体が一丸となって医療のあるべき姿を追求する下地が整ってきているということを肌で感じました。こうした社会で今起こっている活動を知り、その当事者たちと問題を共有していくこともSPHには必要だと私は思うのです。

 勉強会のスタートは6月予定で、月一回ペースでの企画を予定しています。一緒に企画してくださる方、講師にふさわしいと思う仲間や知人を推薦してくださる方、力を貸してください。ワイワイガヤガヤと、一緒に楽しく実のある勉強会を開こうではありませんか!

2008年4月20日
By 事務局長 M.M.

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